道端のノート。

僕の好きな詩を少しづつ載せてみたり、自分の詩を載せてみたり、
唯のくたびれたノートの1ページです。



2010/06/01

猟犬とウサギに関する小さな詩(Small Poem about the Hounds and the Hares)


狩猟のあと酒宴がある。
宴が終わりに近づき、舞踏も静まり、
若者たちがどこかへこっそり消えたあと、
ウサギの血に酔った猟犬たちが語り始める。
ウサギの毛皮がどんなに柔らかだったか、
ウサギの跳躍がどんなに優雅だったか、
怯えたやさしい眼がどんなに愛らしかったか。



          リーゼル・ミュラー(Lisel Mueller)