沢ガニがもうもうと水底の秘密をついばんでいる
コンクリートの壁を背に赤い体を半身 泥に沈め
白いしっかりした爪を幾度もその水底に
刺す 刺す 刺す
山に雨が降り 川は増水し そしてこの様な小さな側溝にも
その分け前が流れて来たのだろう
沢ガニは懐中電灯に照らされている間一度もハサミを止める事無く
せっせと分け前を口に運ぶ
ほい ほい ほい
赤い月夜に静かな宴
今宵人間以外は誰も眠ろうとはしない。
cic
コンクリートの壁を背に赤い体を半身 泥に沈め
白いしっかりした爪を幾度もその水底に
刺す 刺す 刺す
山に雨が降り 川は増水し そしてこの様な小さな側溝にも
その分け前が流れて来たのだろう
沢ガニは懐中電灯に照らされている間一度もハサミを止める事無く
せっせと分け前を口に運ぶ
ほい ほい ほい
赤い月夜に静かな宴
今宵人間以外は誰も眠ろうとはしない。
cic