道端のノート。

僕の好きな詩を少しづつ載せてみたり、自分の詩を載せてみたり、
唯のくたびれたノートの1ページです。



2013/12/25

2013 2月 某日


2月の俺は大いに間違えた
すべて間違えた
ワカったふりしてるとロクでもねー
不細工でもぶつかれよ
65才の聖人かよ
バカ
今からみんなに謝って来い
許してくれと
泣いてこい



cic

さりとて・・・


さりとて意味の無い会話をしたかったのだが
コールは空をきるばかり
手を伸ばしてくれ あとちょっとだけ
さりとて意味の無い会話がしたいんだよ




cic

2013/07/13

夕立

雨と雷
激しく喧噪をなりたてる
しかし
心は夏の向こうに

静かな波と終わりなき昼寝

2013/05/03

無題

世界に
産み落とされた
悲しみは
一体
何処に
行くのだろう?
そして誰と?





cic

2013/04/07

さよならの散文

春の桜は風に吹かれ
散る間際に告ぐ 小さな別れ
はらはら はらはら さようなら さようなら

僕にだけ受け取れない
小さな別れの 言葉を残し
はらはら さよなら じゃあね またね

仰いだ杯
告げた僕の赤裸々
君は吹きすぎる風
僕を通り過ぎる風
どうしてここが     終着点じゃないの?

春はそうとも 来たけどそれは 僕の為ではなく 誰かの為に
春はそうとも 来たけどそれは 花に嵐 過ぎ行くばかり
さよなら さよなら 過ぎ行くばかり 過ぎ行くばかり 
さよなら さよなら バイバイ じゃあね




cic

2013/03/18

連鎖

この世にまったくの孤独は無く
すべての物はその
小さい手を近くの誰かと握り合っている
例えあなたが人知れず死んでも
小さな虫はそれを餌に世代を増やし
植物はその栄養分をありがたく頂戴し
小動物はそのご馳走を見つけて飛び跳ね
そしていつか
何者かがその果てた遺骸を見つけることだろう
すべての物はその
連鎖の濁流の中に生まれ また濁流に沈んでいく
何一つ 失う事は無く




cic

2013/02/25

無題

通り過ぎる時間が横目で俺をチラリと見る。
美しいと思う。
だが、抱きしめようとしても叶わないのだ、
彼女達はいく所が在る。
彼女達には主がいる。

欲しいものはいつも手に入らないと、
いつごろか気付いたのは、
彼女達の一瞥を捕まえられないと 感じた時だったと思う。




cic

2013/02/18

無題

ザラザラと降る雨よ
幾度となく晒されて弱った心が
たとえ昨日は弱音を吐こうとも
今日はそれらを踏みつけて進む
前へ行くのだ
そしてまた今日の俺もその為の踏み台なのだ。




cic

2013/02/16

記憶、A

すべすべの指が軽く引き金を引く
乾いた不吉な音と共に内臓に刺さった弾
彼女が半笑いで俺を撃った
あの日
満月と4匹の子犬
そして
めくらになった魂
叫ぶ傷口
あの日
俺は見事な程の負け犬だった
何も出来なかったのだから
その時も、その後も。
そして今なお刺さったままの弾は
ときおり傷口を愛撫し
俺に無言のメッセージを送る
私を忘れるな、と。



cic


2013/02/13

春の知らせ


その粒の中に光が混じっている
つめたい暗闇から降って来る雨は
かすかに甘い匂いがする
花より海より先に香るのは雨

今宵 春の知らせを聞いた 確かに聞いた






cic

2013/01/23

被験者

僕は実験体である

あらゆる苦境や快楽に身を置いて

その何たるかを経験し

僅かな成果に満足を得

いずれ闇に飲み込まれるを良しとする





cic

2013/01/20

孤高


何の為に花は岩場にしがみつくのだ?
風が強く当たるだけで何の得にもなりゃしない。
ごく僅かな栄養分を余すこと無く吸い上げて
こんな僻地でどんな花を咲かすと言うのか。
それが神への仕返しなのか。
それが運命への反抗なのか。

ただ一人咲き萎れる一生は、お前の魂に一体どんな言語を刻み込むのか?





cic

2013/01/13

自由な選択と不自由な結末


別に幸せになりたくない訳じゃない
幸せは奇麗だし、何より寄り添う女がそれを好むだろう

まっすぐ筋の通った男ってのもカッコいい
誰にだってモテるし憂いを気力で覆せたらきっと気持ちがいいだろう

要領よくやるってのは最高だよな
要領よく出世し、苦難を肩で躱し、2本の腕で好きな物をつかみ取る

どれも全部憧れるよ、なんて素敵な人生だろうって感じ。
でもなんだ、イチャモンつける訳じゃないけど、それってどれも詩的じゃないだろ?
いつも俺はそれが問題だと思ってたんだよ。
たったそれだけのことなんだけど。





cic