道端のノート。
僕の好きな詩を少しづつ載せてみたり、自分の詩を載せてみたり、
唯のくたびれたノートの1ページです。
2010/07/22
アルフォンソは突撃に備える(Alfonzo prepares to go over the top)
ベローの森で 1917年
兵士は命令を待つ それから
体をぐいっと持ち上げ、
熊手のように拳銃を揺らし
とげだらけの小枝とつぶれた顔を超えて進む。
「塹壕、ネズミの糞、
絡みつく雑草よりは
どんなものでもましだ」とかれは思う。
兵士なんて風を待つ煙だ
ぱたんと閉まる音が奥まで響く
長い廊下だ。
そこでは子供がひとり
崩れた子供部屋で歌っている・・・
そして
銃床に映るおれの眼の輝きだけは美しい。
銃剣についたおれの唾は、ドイツ兵の腹の中で
熱くなることもなく、刃のうえで乾いてゆく。
母さん、許してくれ。
葉のざわめきが聞こえるかい?おれは
もう思い出に過ぎないんでね。
リタ・ダウ(Rita dove)
2010/07/02
MY WAY

ああ、もう、終わりが近い
俺は幕引きに向かっている
あばずれめ、俺はホモじゃねぇ
俺のことを言おう そいつは確かなことさ
俺は生きた めいっぱい駆け抜けた
どこへでも、あらゆる道をぶっとばしてきた
もう十分、これ以上なく、
俺は俺の道を歩いた
しまった、ちょっと飲み過ぎたぜ
でももう一杯 語るには少なすぎる
だけど突き詰めてやるぜ 俺のやるべきことを
見届けてやる 購いも無しにな
俺は考えた それぞれの道を
慎重に行けよ 人生の道をずっとさ
もっと、それ以上になく、
俺は俺の道を歩いた
時間はあった
オマエも知ってるだろ
そんときゃしかし、しかし、
別のバカげたことしなきゃなんなかった
でもすべて終わっちまうと、
疑いだけが残っちまった
俺はぶっぱなす!さもなきゃ蹴り出した!
俺は壁に直面した 壁にな
そうやって俺は俺の道を歩いてきたんだ
昨晩ヘトヘトでベッドに突っ伏した
めいっぱいだった ああ、俺の略奪の分け前
そして今、涙がおさまってみると、
それもけっこうおもしれぇって気づいたんだ
考えるためだが、俺は猫を殺しちまった
ヤツらのやりかたとは違うと言わせてもらおう
そんなの俺じゃない!
俺は俺の道がある
クソガキであることで、
ヤツは何を得たんだ?
いつか帽子をかぶる頃にゃできなくなる
モノを言い、本当に感じることがな
けれど言葉だけは、
ひざまずく者の
人生の記憶を示すのさ
俺はなんにも身にまとっちゃいない
それが俺の道なのさ
ジョン・サイモン・リッチー(John Simon Ritchie)
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