
俺はね、覚えてるよ
あのたき火は二人でつけたんだ
夕方まで待って
寒くなるまで待って
そして拾ってきたマキと
火を起こす為の新聞紙を持ってきて
君がライターで火をつけた
俺は横から吹いた
火はついてよく燃えた
お湯を沸かして
焼酎をわって すごく暖まった
その時は
火の暖かさとお酒の酔いで
二人はすごく幸せだった
愛の中にいたと思う
その為のベッドもあった
次の日 火は消えていた
君はマキをくべる事をやめた
俺はというと
その帰り道からそのままトボトボと旅に出た
今でもたき火はするよ
けど
全部一人でやってるよ
二人でつけた たき火は
何であんなにあったかかったんだろうね。
ロイ・ラプターズ(Roy Raptores)