道端のノート。

僕の好きな詩を少しづつ載せてみたり、自分の詩を載せてみたり、
唯のくたびれたノートの1ページです。



2010/04/21

覚えている(remember)


俺はね、覚えてるよ
あのたき火は二人でつけたんだ
夕方まで待って
寒くなるまで待って
そして拾ってきたマキと
火を起こす為の新聞紙を持ってきて
君がライターで火をつけた
俺は横から吹いた
火はついてよく燃えた
お湯を沸かして
焼酎をわって すごく暖まった
その時は
火の暖かさとお酒の酔いで
二人はすごく幸せだった
愛の中にいたと思う
その為のベッドもあった


次の日 火は消えていた
君はマキをくべる事をやめた

俺はというと
その帰り道からそのままトボトボと旅に出た
今でもたき火はするよ
けど
全部一人でやってるよ

二人でつけた たき火は
何であんなにあったかかったんだろうね。



        ロイ・ラプターズ(Roy Raptores)