道端のノート。

僕の好きな詩を少しづつ載せてみたり、自分の詩を載せてみたり、
唯のくたびれたノートの1ページです。



2010/04/14

夢の歌4(The Dream songs4)


ぴちっとしたうまそうなからだに
チキンパプリカをぎゅっと詰めて女は二度
色目をつかった。
魅かれてふらっとして、もの欲しげに見返し、
亭主とほかの4人がそこにいなかったら
ふいに女に抱きついたか、

その小さい足もとに泣きついてこう言ってただろう、

「あなたはこの何年もの夜ヘンリーが目をくらつかせた
 いちばん強烈な
 女性です、ブリリアンスさん。」
 
でも実際は(落ち込んで)
自前のスプモーニに取り付くだけ。

ボーンズ卿曰く、
世の中は、うまそうな女だらけよ。

黒い髪、ラテン系の肌、伏し目がちの
宝石の目・・・脇のあの野郎の ご馳走・・・座るとまた
なんてすげえ尻、それが遠い向こうだ。
レストランはざわついてる。
女は火星にいるみたいなもの。
どこでツキが落ちたんだ。
ヘンリーはだめという決まりなんだ。
 
ボーンズ卿曰く、その通りよ。



          ジョン・ベリマン(John berryman)