道端のノート。

僕の好きな詩を少しづつ載せてみたり、自分の詩を載せてみたり、
唯のくたびれたノートの1ページです。



2012/09/17

祝福


少し傾いた太陽がそれぞれの町を照らし

秋風が裏通りを走り抜けます。

無論 僕の家にもそれは訪れ

家の奥に棲みついていた夏の匂いを掻き出し 一斉に外に放り出し

町は昼の間だけ夏の匂いでむせ返ります。

それらが空高くへと舞い昇る時、子供がそれを捕まえようとやっきになっている時、

僕は望まずにはいられません、

僕は祝福の約束がどうしても欲しいのです。




cic