
悲しみのサミー・ルーは
夫を殺した奴に
仕返しをした
耕作用のくわを使い
うまく一撃を命中させた
そして笑った
不信の中で
自分自身の怒った戦闘的な姿を
町のヘボ詩人たちが素早く作り上げた英雄的姿
そんな詩人など一人も彼女は知らなかった。
彼女の家は人里離れた森の中
彼女の家の壁紙は
遺体安置所のカレンダーと顔写真
それらは ミシシッピーの日曜学校にふさわしい。
彼女は育てた
ジョージを マーサを ジャッキーを ケネディを
ジョン・ウェスリー・ジュニアもまた
「いつも神の御言葉を尊敬するんだ」
彼女は殺しに行く途中で言った その道が
どこへ続くか
彼女は知らなかった
知っていたのは その道が
電気椅子に繋がることだけ
そして彼女は続けた
「水をやるのを忘れんでほしい。
あたしの紫のペチュニアに。」
アリス・ウォーカー(Alice Malsenior Walker)